自分の周りに高身長の方はいますか?
高身長の方の体型はほとんどがやせ型だと思います。
スポーツ選手でもない限り、高身長マッチョはかなり希少ですよね。
僕自身190cmで高身長の部類に入ると思います。
ずっと筋トレを続けているのですが、高身長の人は筋トレをしてもマッチョになるという事においては、不利な点があります。
この記事では、どういった点で不利なのか、それに対して僕がどういう対策をしてきたのかを紹介します。
僕の身体の写真や実際の食事、トレーニングメニューを紹介している記事になります。

努力すれば、結果は出るので諦めないでください!
目次
食事量が多く必要(食費がかさむ)
トレーニングをしていて、筋肥大を目指している方は一般の方よりも多くのタンパク質やその他栄養素を摂取する必要があると言われています。
現状よりも身体を大きくする必要があるので、普通より食べないといけないのは当然ですよね。
高身長の場合、すでに体が大きいのでさらに多くの食事量が必要になってきます。
1日に体重✖2gのタンパク質が必要と仮定した場合、60kgだと120gで90kgだと180g。
120gだとそこまで難しくないですが、180gのタンパク質を食事だけから摂取するのはなかなか難しいと思います。
種類にもよりますが、お肉だと大体100g当たり20gのタンパク質なので180gの場合、900gのお肉を一日に食べないといけません。
タンパク質だけでなく、炭水化物、脂質の量が必要なのはもちろん、食費も増えてしまいます。
対策方法① → サプリメントを積極的に活用する
サプリメントを活用することで、食事だけでは補いきれない栄養素を簡単に摂取することができます。
例えばプロテインはタンパク質を簡単に摂取できるサプリメントですが、1g当たりのタンパク質の値段で考えてみると普通の食事よりも安く摂取することができるのです。
固形じゃなく液体なので、おなかが空いていない時でも栄養摂取を行うことができます。
サプリメントを購入したことがないという方は、こちらの記事で重要なサプリメントについて簡単にまとめています。
注意ポイント
サプリメントはあくまで栄養補助食品です!
できる限り普通の食事から栄養摂取を行い、足りない部分を少し補うというのが健康的にも大事です!
対策方法② → 考え方を変える
これは根性論になってしまうのですが、食事に対しての考え方を変えるのが大事です。
どういうことかと言いますと、食事という感覚を捨てて、栄養摂取と思っていっぱい食べることです。
僕自身、筋トレを始めて数年は体重が全然増えずに悩んでいました。
食事をして体重が増えても、次の日の朝には体重が元に戻っているのです。
もし筋トレを始めてすぐの場合は、栄養素を気にするよりもひたすら食べて体重増加をまず目指すのが良いと思います。
僕は胃の穴を常に埋めていくように食事をとっていくことで70kgから90kg以上まで体重増加をすることができました。

重量が上がりにくい(関節に負荷がかかりやすい)
フォームがしっかりしている場合、重量が重いと筋肉に与えれる刺激も大きくなるので、筋肥大につながります。
筋トレで成果を出すには、重量を少しずつ上げていき筋肉がその重さに対応するために筋肥大していくことが必要です。
高身長の場合、腕や足が長いのでその分大きな力をが必要になります。
例えば、身長170cmで70kgと身長190cmで70kgだと低身長の方が重量が挙がります。
体重が重い方がウェイトは挙がるのですが、高身長だとそう簡単には挙がりません。

体重は80kg以上はあったのですが、体重と同じ重量ですら難しかったです。
対策方法 → 正しいフォームで継続する
これは地道に継続していくしかありません(笑)
高身長は、軽い重量で高回数のトレーニング方法が良いという情報もよく見かけるのですが僕の経験上、高身長であったとしても重量を求めていくことから逃げていては筋肥大にはつながらないと思います。
もちろん、軽い重量で高回数のトレーニング方法が効果がないという事ではなく、種目や日によって取り入れていくことで、より効果が発揮されると思います。
また、高身長の方は関節に負荷がかかりやすいので怪我もしやすいです。
重量の前にフォームがしっかりしていて、対象筋に刺激が行くようになってから重量を上げていくことが大事です。
トレーニングギアを使うことで、より効果的に筋トレを行うことができます。
初心者でも最初から使うことでより早く結果が表れてくると思います。
マッチョに見えにくい(モチベーション低下により継続が難しい)
高身長の人は、マッチョに見えにくいです。
例えば、長さの違う棒が2本あることを想像してみてください。
その棒に同じ量の粘土を厚みが均一になるようにつけていきます。
すると、粘土の量が同じであったとしても長い棒の方が細くなりますよね?
棒を骨、粘土を筋肉と考えると高身長の方が細く見えるのが分かるかと思います。
身長と体重は同じ比率では増えていきません。
体重の方がより増えていくので、高身長でマッチョになるためには想像以上に体重が重くないと不可能です。
マッチョに見えにくいので成長を実感し辛く、挫折もしやすくなってくるかと思います。
事実僕は、何度も筋トレをやめようかと思いました。

対策方法① → 目標の人物を設定する
目標の人物を設定することでゴールが明確になり、継続しやすくなると思います。
僕の場合、映画が好きなのでハリウッド俳優を目標にしてきました。
具体的に名前を出すと、クリス・ヘムズワースやヒュー・ジャックマンです
彼らは高身長ですがマッチョで相当な努力を積んできたのだと思います。
そう考えると、僕たちでもがんばればいつかはマッチョになれそうですよね!
対策方法② → 筋トレ仲間を作る
学生ならば学校の友達、社会人なら同僚などと一緒にトレーニングをすると継続しやすいと思います。
一人だとどうしても気分が乗らない日などはジムに行きたくなくなります。
しかし、仲間がいることで自分も頑張らないといけないという気持ちになり、行動できると思います。
同じ高身長仲間だと、悩みなども共感できるのでより一層続きやすいかもしれませんね。

僕の周りには高身長どころか筋トレをしている人自体ほとんどいなかったのです(泣)
対策方法③ → 毎日筋肉の写真を撮る
鏡の前で、自分を見ているだけでは成長が実感し辛いです。
ほとんどの人が毎日鏡を見ると思うので、自分に慣れてしまっているでしょう。
そこで、毎日自分の筋肉の写真を撮っておくと自分の成長を客観的に見ることができます。
大事なのは、毎日できるだけ同じ状態の写真を撮っておくことです。
筋トレ後はパンプアップしているので通常よりも筋肉が大きくなります。
毎回パンプアップしている状態で撮れるのならいいですが、難しいと思います。
写真を見返した時に、成長ぞ実感できるのでモチベーション維持の一つとして役立ちます。
まとめ
いかがでしたか?
僕は大会での実績やトレーナーとしての優れた経験などは持ち合わせていません。
しかし、高身長トレーニーの一人として年数だけは積み重ねてきました。
その経験から、色々なことが分かったり、実感できたりしたので同じ高身長でトレーニングをしている方の助けになればと思い、執筆させていただきました。
この記事がそういった方々のお役に立てれば嬉しいです。